野川下流域の植生
野川下流域の神明橋付近と吉沢橋付近で、春季と秋季の毎年2回、
各調査点に定点を設けて方形枠(1m×1m)による植生調査を続けています。
調査結果をまとめると、
○堤外地植生は都市河川に見られる植物群落を形成しています。
○低水路・高水敷・堤防敷に従い、土壌水分の環境勾配による植生の変化が見られます。
○帰化植物種が約半数を占め、種によっては大きな群落を形成しています。
○卓越した帰化植物の繁茂を制御するならば、植生から見て良好な環境を形成していると見られます。
○ レポート「吉澤橋、神明橋における出現植物一覧表」作成、2012年7月
2003年〜2012年の神明橋(春、秋)と吉澤橋における出現植物を調査した。
その結果を和名、科名、帰化か在来の別、調査年月日の項目のある一覧表にまとめた。